「起業する」とあの人は言う(苦笑)

うちの夫、元々はサラリーマンで

小さなアパレル会社でデザイナーをしていて

出会った時はまだデザイナーだった


当時、私は「カフェ巡り」がライフワークで

週1くらいでカフェを巡っていた

(カフェで働くくらいカフェ好きだった♡)

久しぶりにできた彼というものが嬉しくて

その彼(夫になる前)に

「カフェに行こう?♡」と誘ってみると

彼(後の夫)は

 「え?カフェ?。。。そこで何するの?」

「タバコ吸う人なら、行く意味があるのかもしれないけど・・・」

(ちなみに私は喫煙者ではない)

 「カフェに行く意味がわからない」

 と言うのであった

で私、諦めました

「ああ、この人とは一緒にカフェ巡りできないんだ」

「じゃあ、友達と行くか。。。」と。

カフェに行けないくらいで、彼といざこざしたくない、と。

これ以上、食い下がって

「行こう?行こうよーねえ行こう?」とか言うキャラじゃないのもあるけど

それよりも

「食い下がってはいけない雰囲気」だった


でも一度だけ旅行のついでに行きたかった栃木のカフェに行きましたよ

多分それは彼の中に印象に残っているみたいで

カフェの事で言い争いになるたびに

「栃木のカフェは行っただろ?!」って言います(苦笑


でですね、その「カフェに行く意味がわからない」と行った男が

数年後に

「俺カフェをやる!!」

と言ったんですよ


開いた口がふさがりませんでした

(比喩じゃなくて本当です)


だもんで起業して自営になって

その職種が「カフェ」

驚きでした


あの時、私が誘った時に

「いいねえ 行こうか♡」とでも言っていてくれたなら

違う結果になっていたんだろうな、と思うのです



起業するまでも起業してからも

それはそれは問題が多発し

何度も何度も「離婚話」がもちあがり

大抵、そういう時は夫から切り出すんですよね

私が困るのを知っているから

今でなら、それも戦略(もちろんモラハラ特有の無意識の戦法です)とわかるけれど

その時は、まったくわからずに右往左往するばかりでした

そして時間が経つと

「やっぱり俺一人では仕事ができないから

力を貸して欲しい」と言ってくるわけです

(それだって戦法だな、と今でならわかります)


だいたいにおいて自分一人では出来ないような

はなから妻の力を必要とするような起業なら

しないほうが、ましなのでは?と

力を貸したくない理由というのは

上にあげた

「カフェに行く意味が分からない」も大いに関係しているのだけど

夫が起業すると言いだすまでの数年の間に

モラルハラスメントがあったわけで

(本当にその間、私は何がなんだかわからず

いつも変な敗北感と憤りと自分の気持ちがまったく通じていない感じ、

コミュニケーションが取れない感じに悩まされ

改善を試みても改善されず、夫は自分を変えることなく

ただただ「お前が悪い」の一点張りで

結局、私が力尽きて「私が悪いのか。。。」の繰り返しがあったのです)

ですから、快く「力になろう!」と思えなかったんです


それすらも

「普通は応援するもんだろう?」みたいな事を言われましたが

「それは応援されないような事をしてきたからじゃないか?」と言ってみたんですが

結局は「そういうひどい事を言うお前は嫌な奴だ」みたいな事を言い返されました

口が開いちゃいますよね あきれて(笑


彼は起業して自分の仕事を見つけ

その仕事でさえも妻である私の力を借りて

なのに感謝よりは不満をずっと述べている男

そんな男の元に通う人達

意味がわからない

それこそ意味がわからない(笑


本当に人生って不思議です



happy honey holiday!

結婚生活13年。 おかしいな、と気づいた時にはモラルハラスメントという闇の中でした 自分を取り戻すための記録です

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